モデル撮影会レンズセレクト+気を付けるポイント
どうも! オオタケカメラ三代目のノブトモです。 最近は沢山の方々にモデル撮影会にご参加頂いております、 本当にありがとうございます。 お客様のお陰で沢山の発見があったり、自分としても成長させて頂きながらレフ係やらせて頂いてます! 最近「レンズって何がおススメですか? と言われることが現場でもfacebookやTwitter、インスタグラムでお問合せが数件続いたものですから、記事にし直してみます。参考にして頂ければすごく嬉しいです(^^♪ そしてシェアして頂ければもっと嬉しいです(*^^*)
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それでは本題に。
撮影会に参加頂いても、レンズセレクトを間違ってしまっては楽しく撮影出来ないものですよね。 短すぎたり長すぎたり…。 さらにモデル撮影会では逆光の場合が多いですので逆光に対するレンズスペックも重要になって来ます。 レンズは純正のNikon canonの他、レンズメーカーの物も沢山出てます。 選択肢が沢山出てしまいましたので迷われている方も多いのでここでもう一度記事にしてみます。
まずはテッパンレンズ、70~200mm
屋外の撮影会ではF4でもOKですが、室内の撮影会の事や写りを考えるとF2.8がおすすめです。 しかしながらここは体力優先でいいかなと思う事も多いです。 そして、このレンズさえあれば大外の撮影会は事足りてしまうでしょう。
icon-bookmark 前ボケ、後ろボケの表現力が素晴らしい。
ズームレンズの中ではずば抜けて表現力が高いレンズだと思います!
icon-bookmark ズームレンズのため、広範囲をカバーできて撮り逃しが少ない。
単焦点レンズだと撮影ポジションが相当限られてしまいがちですが、ズームの為、だいたいどこに居ても丁度いい焦点距離に持っていきやすいです。
icon-bookmark 逆光に比較的強い。
逆光耐性も強く、フレア、ゴーストが他のズームレンズと比べて出にくくなってます。
icon-bookmark AFのスピード、喰いつきは申し分ない。
他のズームレンズから比べてAFのスピード、正確さは素晴らしいと思います! そしてカメラ本体のAF能力を申し分なく発揮してくれるでしょう。
やはりこのレンズは鉄板レンズで、様々なシチュエーションで活躍してくれます。 なお、各社70-200mmを発売しています。 当店撮影会でご参加されてる方は殆どが純正レンズですが、タムロン、シグマの方も毎回入賞されてますし、TOP3に入られる事も少なくありません。 ただ、プロが純正を使う理由として耐久性があげられますね。
正直、 沢山のお客様の作品をお預かりしてRAW現像させて頂いてますが、写りに大差はないと思いますのでご予算に応じてでいいのかなと思います。 個人的にはやっぱり純正かシグマかなと思います。
70~300mm
あと一歩前進!を強力にサポートしてくれます。 屋外撮影でのクイックネスは相当強いですが、AFが迷う場合アリ。
icon-bookmark 比較的軽量である。
これがありがたい時があって、
icon-bookmark さらに広範囲をカバーできるので他人と違う画角で勝負できる。
さらに一歩ズームできる分、他のカメラマンと違う画角で勝負できるが…
icon-bookmark 逆光には少し弱い面もある。
ズーム域が長い分、逆光には弱い面がある事は確かで、フレア、ゴーストが70-200と比べると出やすい印象がありますが、逆に味のある作品になることも多いので「こういうレンズなんだな」と割り切って使用してみましょう! 個人で楽しむモデル撮影会なのでそれもアリです! 価格が安めなのもいいですね!
icon-bookmark AFスピードは申し分ないが、喰いつきは迷う場合アリ。
逆光の際AFが迷う事もあります。 AF効かせてみて、もう一度チェックも含めてもう一ぢAFを効かせてみるなど、ちょっとコツが必要な時もあります。
一度あの描写をみてしまうと後戻り出来ない!
魅惑の単焦点レンズ
50mm~135mmの各単焦点レンズが撮影会ではおススメです。
icon-bookmark 50mm
モデルに寄ってのアップや、引きの絵が作りやすいです。 割と軽量のレンズなのでカメラバックに忍ばせていてもいいでしょう!
icon-bookmark 85mm
ポートレイトの標準レンズとも言われているレンズですね! 各社しのぎを削っているレンズですが、今現在(2018.8現在)シグマが一歩リードしてるようです、ボケ方がすごくって、トロンとしてる、と言えばいいでしょうか? 「中望遠だからボケる」とかそういうレンズの仕上がりではありませんでした! 仕上がりを見るとあ、このレンズだね、と、分かるような作品も多かったです。
ただ、他社と比べてフィルターも大きいしレンズ自体も重量級です。
icon-bookmark135mm
もうこれは屋外ポートレートには最強のレンズかなと個人的には思います。 自分も当日撮った焦点距離を調べてみたら100~135mmが殆どです。 そしてあのボケ味、芯のしっかりしたシャープさ、ズームレンズでは絶対に出せないなと思いました。 ただ、純正はNikon、canon、ともに設計が古く、全てのメーカーで手振れ補正がありませんのでちょっと注意が必要かなともおもいますが、手振れ補正を入れると解像度がガクンと落ちるのでこの手のレンズには逆に必要ないのかもしれませんね。 お手持ちのレンズも手振れ補正OFFにするとグンっと解像度が良くなると思いますよ!
icon-bookmark 上記の通り、単焦点レンズで勝負となると、距離をとったり近づいたりと自分の足で作品を作らなければならなくなるし、沢山のレンズを持ち歩かなければなりませんが、その映りはズームレンズでは出来ないと思います! そしてやっぱり出てくる絵が全然違います…
自分で撮った写真でうっとり出来るとおもいます。
初心者がモデル撮影会の撮影で気をつけるべき事
icon-bookmark モデルの顔に露出を合わせる
多少の調整は後から出来ますが、はやり現場で合わせられれば最高だと思います。 順光だとオーバーに、逆光だとアンダーになりやすいですから気を付けて撮影してください。
ちなみに自分個人的には順光より逆光の方が好みです(笑)
icon-bookmark 確実に手ブレしないように撮る
撮影会では焦点距離が長くなり、オートだけではシャッタースピードが稼げなくて気が付いたら全部手ブレ、被写体ブレ! なんて事になりかねません。 ISOを低くしたいと無理くりシャッタースピードを下げてブレるより、多少ザラついてもISO上げて撮影しましょう。
目安として最低1/焦点距離とちょっと、としてみて下さい。 85mmなら1/100、135mmなら1/200などなど。
icon-bookmark 光の加減
順光、逆光、反逆光、とよく言われますが、安定して上位に入っているのは間違いなく逆光、反逆光です、 AFが一瞬迷ったり露出を間違っちゃったりやらかしがちな光線ですが、モデルの顔にイヤな影(目の陰や鼻の陰等)が出ないので撮りやすいです。
やっぱり美人さんはほりが深かったり鼻が高かったりと、顔自体の立体感がすごいので逆光で顔自体を完全に陰にしてしまったり、レフをうまーくあててなるべく影が消える様にしてます。
icon-bookmark 絶対に顔、できれば目にピントを合わせる。
基本中の基本なんですが、意外にアマい事が多いです。 しっかりと、できれば目にピントを置く事は気持ちの中にしっかりと置いておきましょう!
icon-bookmark 撮影会時のモデルとのコミュニケーション
結構黙々と撮っていらっしゃる方が多いのですが、ちょいちょい話しかけてあげて下さい。 我先にと話すことはタブーですけど、お互いの緊張が伝わってしまいますのでカメラマンの皆様からリラックスして、モデルもリラックスさせてあげて下さい。 昔々ですが、すっごい怒ってばっかりのカメラマンさんがいらしてモデルさん泣いてしまって(汗 そういう場合はご退場いただきますが、モデルさんとは会話が出来れば最高です。
休憩中は休憩させてあげて下さい。
その他、今では様々なレンズメーカーが存在し、当店では今は扱っていませんが韓国メーカーや中国メーカーのレンズもあるそうです。 撮影会に沢山参加してカメラが好きな人や主催者と仲良くなりましょう!
その場で情報交換したりして、後々色々なレンズを試してみると自分に合ったレンズが見つかると思います。
最後に
そうとは言っても、上達への道は「レンズやカメラ云々より、現場に行ってガンガンシャッターを切る」事です。 なので機材を買いそろえてしまって出かける事が出来ない、お小遣いが底をついてしまう。 そんな事になるのであれば、機材は二の次三の次でOKです! ガンガン外に出てイベントに出向いてシャッターを沢山切って下さい!
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