一緒にあいばせ北海道撮影ツアー

一緒にあいばせ北海道撮影ツアー

3泊4日の北海道撮影ツアーより戻りまして、営業開始しております。 天候も思ったほど荒れなくて最終日のみ雨天でしたが、沢山の出会いがありました。 写真はおってご紹介致します
今回撮影、観察できた野鳥、動物たちです。
ケイマフリ
コアホウドリ
アホウドリ若鳥
カンムリウミスズメ
カマイルカ
シャチ
イシイルカ
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス
ノゴマ
シマセンニュウ
シマアオジ
オジロワシ
ハシボソミズナギドリ
シマフクロウ
キタキツネ
エゾシカ
タンチョウ親子
ハリオアマツバメ
ノビタキ
エトピリカ
ラッコ
ゼニガタアザラシ

オオタケカメラ
タンチョウの親子 これをメインテーマに行程を組みました。

アカショウビン撮影ガイド

今年も無事ご案内開始しておりました



アカショウビン ガイド

最近お陰様で連日ご案内でお知らせが遅れてしまいました。 今年もアカショウビンが来てくれて、撮影ガイドを開始しております。 出も良い感じですのでぜひ会津までお出かけ下さい。

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ヤマセミ撮影ガイドも最盛期に入りました。

ヤマセミ撮影ガイド
最盛期に入りはじめてます


いよいよこちらのヤマセミも撮影しやすい季節となってきました、夫婦が協力しているこの時期が一番撮影がしやすくなりますので、ぜひこのタイミングでお越し頂けれと思います。  そして今年は花等みてもちょっと早いかと思いますので今から7月頭がピークかと思います! しかしながら、特に一番配慮したい時期でもありますので早朝夜明け前からのご案内となっております事ご了承下さい。
ちょっと早起きしなければなりませんが、ぜひこの時期にお越しください。


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一度乗ったらやめられない!? 遊々フォトフライト

第1回 遊々フォトフライト
無事終了しました

晴天に恵まれた遊々フォトフライト1回目! 皆さん初空撮はいかがでしたか??  今回初の試みで、写真愛好家の皆様に空撮体験「遊々フォトフライト」を開催させて頂きました。 現場では「これはハマるわ~」とか、「失敗したリベンジだぁ~」とか(笑) 
この魅力はなんと言葉にすればいいやら…
一度乗ってみて下さい!(笑)
今回はお初の方もいらしたのですが、SNSで交流があったからなのでしょうか? すぐに和気あいあいでお話しさせていただきました、現場を笑顔にして頂いてありがとうございます! リベンジも含めた再開催のリクエストをほぼ全員から頂たところで今回は解散!
 皆さんありがとうございました~!
次回開催の際はまたお知らせ致しますのでよろしくです!

オオタケカメラ,空撮,アマチュア

田舎暮らしヤマセミの一年 ~サラリーマン風?~

ヤマセミ,撮影,ガイド

ヤマセミ撮影ガイド・好調です♪



ヤマセミ撮影ガイド
ヤマセミガイド絶好調です


ヤマセミの記事ではお久しぶりになってしまいましたね(笑) 三代目跡取り、のぶともです!
相も変わらずヤマセミガイドは続けておりまして、波こそありますがそこそこ安定してお客様と撮影しておりました。 ご利用頂いてます皆様のお力添えもあり今年は新しい絵が沢山撮れました!
ヤマセミと藤の花のコラボ


ヤマセミ撮影ガイド
今ママは卵の世話ばっかでかまってくれないんだよなぁ~ 


この時期、例年だとここに来なかったので諦めていたのですが、なんと今年は同じ河川に、しかも3Km以内に巣が二つ! 恐らくこの影響でずっとここのポイントに表れていたのではないかと思います。 どちらのペアもお互い干渉しすぎない中間の位置でした。 2ペアも育んでくれたこの大自然に感謝です。



その次は育児期です!
子育てで痩せちゃったヤマセミのママ! がんばれ!!


ヤマセミ撮影ガイド
こっちに子供たち気づいてないわよね??ちょっと休憩^^


パパはたくましく、巣穴付近にサシバやカラスが来ると猛烈に威嚇したりしてました。 後にも先にも巣穴付近でヤマセミが鳴いたのはこの時だけで、後は一切鳴きません、やはりこの時期は巣穴を悟られないようにしているんでしょうね。 猛禽類が来ても臆しないパパの姿勢、自分も見習わなければなりません(;・∀・)


ヤマセミ撮影ガイド
うおりゃー!!! うちの家族になにすっとじゃー!!!


そしてお母さんはついに子供たちを外の世界に誘います、 今まではちゃんと子供たちに魚を届けていたのですが、ついに6月26、巣穴に大きなヤマメを咥えて飛び込んではすぐに出てくるようになったのです。 ヤマメの頭に土が付いているのがお分かりになりますでしょうか?


ヤマセミ撮影ガイド
まったくもう、今年のこ達は臆病者ばっかりなんだから… 誰に似たのかしら!!!   ギクッ(パパは巣穴付近で人間の気配を感じるとササーっと逃げます(笑)) 


そしてついに子育てから解放されたパパとママ パパはいつも普通にしててくれますが、ママにはいつもバレます(;^ω^)


ヤマセミ撮影ガイド
まぁた来てるわね!?
ウチの子たち撮ったでしょ!??
後で展示販売あるんでしょうね!!??
※あれ?写真屋ってばれてる(笑)


ヤマセミ撮影ガイド
まぁまぁ良がんべや、なにされるワケじゃあんめぇした



ヤマセミ撮影ガイド
どうしてアナタはいつもそう無関心なの~!!
ちょっとは子供たちの事考えて頂戴!!


あ、すみません昨日の僕ら夫婦の会話がダダモレしてしまいました。 あ、ご心配なく、僕もぱぱヤマセミも無事生きてます。
そんなこんなで(笑) こんな綺麗な花の所に止まってくれました。 イワガラミ、と言うそうです。


ヤマセミ撮影ガイド
なんだって綺麗な花じゃねぇかい  どら、ママの機嫌取りに摘んでってやるか….


途中、こんな珍客と出くわしながら(笑) 子熊だったんで周りに親が居ないかとびっくりしました(^^;  山菜採りの方にこんな話をしたら
『タバコが一番効くよ! 吸わなくてもいいから周りでタバコに火をつけて置いておけば熊は寄って来なくなるから。  やっちゃいけないのが爆竹とかで驚かせることだよ、驚いたクマが逃げてった先に仲間が居たら熊がパニックになってたらやられちゃうからね?』 と教えてもらいました。 


ヤマセミ撮影ガイド
ママどこ~~??(´;ω;`)ウッ…

ブラインドの中でみんなで興奮MAX!撮りまくりました。 だれもキャーとかひえーとか言わないあたり生粋のカメラマン魂見せつけられました! 一瞬不安がよぎってシャッター切り始めるのが誰よりも遅かったのはその場ではバレなかったようです(;^ω^)  お気遣いいただきました皆様、ありがとうございます(汗



その後、子供たちは元気にやっているようです、夏を乗り切って、秋になりました。ハンティング絶賛練習中の女の子、十分魚を捕っているのに練習熱心な女の子でした。


ヤマセミ撮影ガイド
あたしね、ママみたいなかっこいい女の子になるんだもん!! がんばらなくっちゃ!

ヤマセミ撮影ガイド
えい!!

ヤマセミ撮影ガイド
ああ~ 失敗しちゃった

ヤマセミ撮影ガイド
何見てんのよ!?
※ママのそういうところは似なくていいって(笑)

ヤマセミ撮影ガイド
それ!!

ヤマセミ撮影ガイド
ああ~~んもう一回!

ヤマセミ撮影ガイド
まだまだ!

ヤマセミ撮影ガイド
んが~~!!
まだまだぁ!!!
※こわっ(笑)

ヤマセミ撮影ガイド
ああ―また失敗(´;ω;`)ウッ…

ヤマセミ撮影ガイド
捕れた~~!!!


そしてここの家族には男の子も居ます。
今まで気が付かなかったんですが、この男の子、胸の赤さび色が今まで見た事が無いくらい強く出ています。  こんなイケメン男子が大人になったらと思うと今から楽しみでなりません!!

ヤマセミ撮影ガイド
こそっと出てきたぜ!朝一番乗り!イエ~イ!!

そしたら飛んでくるなりいきなり緊張した姿勢になり、何事かと思ったらパパ登場(笑) もう一度カメラを向けたら男の子はもう居ませんでした(;^ω^)並ぶと思ったのになぁ…


ヤマセミ撮影ガイド
ゲッ パパだ! ヤバいバレた!!!



ヤマセミ撮影ガイド
んの馬鹿垂れがぁ
この辺りにゃ危ねぇのがちょぐちょぐ飛んでんだがら黙って出んなっていたべや~!!
上見てみろい!! ってもう居ねぇし!!!


ヤマセミ撮影ガイド
ったぐ! あいつは話は聞かねぇし落ち着きがねぇし、まったぐ疲れっちまぁわい…


その後パパひとりで紅葉狩り堪能して、ささ~っと帰って行きました。

ヤマセミ撮影ガイド
今年の紅葉は見事だねぇ
ここらで休憩をっと



ヤマセミ撮影ガイド
あ”! まずい!!
かあちゃんに用足し頼まっちたんだった!!
味噌と醤油と大根と…重いのばっかり
あ、パパのおやつ好きなの買って来てだって♡


すみません、ところどころ夫婦の生活がダダモレになってますがヤマセミ達は今年も元気にしています。  これから魚が捕りづらい冬になりますが、どうか子供たちが無事冬をこせますように見守っていきたいと思います。




ヤマセミ撮影ガイドの詳細はこちら
ヤマセミ,撮影,ガイド

アカショウビンPhotoGallery

アカショウビンPhotoGallery

直近でガイドさせて頂いた時のアカショウビンです、お越しいただく時の参考にして頂ければ幸いです。
ぜひクリックして大きくご覧ください。




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いよいよです! ~アカショウビン撮影ガイドリリース~

アカショウビン撮影ガイドをスタートします


アカショウビン撮影ツアー
バーダー憧れの鳥・火の鳥アカショウビンに会いに行こう!


以前より沢山のリクエストを頂きながら、なかなかリリースに踏み切れなかったあの鳥を『野鳥撮影ツアー』に組み込みます!!。 『アカショウビン撮影ツアー』を本日より予約開始です!! 数か所あるアカショウビン撮影ポイントで、その時一番の撮影スポットまでご案内致します。毎回が少人数でのツアー(一名様からでも可)になりますので初心者の方からハイアマチュアの方までお気兼ねなくご参加下さい。※先日の石垣島じゃございませんよっ!  ただ、夏鳥ですのでお盆くらいにはクローズかなと思いますので、お早めにお申し込みください!!

当日までの流れ


 icon-camera 予約方法
 まず野鳥撮影ガイド希望のむねのご連絡を下さい。 撮影日や撮影時間等はアカショウビンの出現率やお客様のご都合を考慮したうえで撮影日を決定しております。 野生動物が相手ですので少々面倒ですが、何卒ご理解とご協力をいお願いいたします。あくまで目安ですが、朝4:00くらいまでに現場に入り、アカショウビンの動きが悪くなる10:00位に撤収となります。



 icon-camera 撮影装備
 基本すべてお持ち込みのみでカメラ、レンズのレンタルはしておりません、ブラインドはこちらで準備致しますので使い慣れたご自分のカメラ一式のみでご参加いただけます。使い慣れたイスはお持ち込み下さい。



 icon-camera 撮影ガイド料
 アカショウビン撮影ガイド 1名様18000円 最大2名様まで
   
 その他ご要望がありましたら臨機応変にご対応致します。

※記載されているガイドメニューの料金は目安になります。
 ご予算やガイド内容の詳細はお問合せ下さい。
※ガイド内容は天候やターゲットの状況等の理由により変更になる場合がございます。
※万が一、目当ての被写体と遭遇出来ない場合でもご返金ができません。
大自然が相手なので大変申し訳ございませんがご理解頂きたく思います。



 icon-camera 初心者の皆様へ
 アカショウビンは大変警戒心の強い野鳥ですのでくれぐれもお静かにお願いいたします。一脚、三脚等あればなお警戒されにくいかと思います。
 白いレンズをお使いの場合は迷彩柄やなにかで極力目立たない様、工夫をお願いいたします。 ※当店オリジナルグッツのカモフラレインカバーもございます。



 icon-camera ベテランさんの皆様へ
 ブラインドはこちらで準備した物をお使いいただけます様、お願いいたします。



 icon-camera 撮影ポイントにつきまして
 およそ200mくらい歩きますので目立たない色の服をご準備ください。また、足元が土、粘土ですのでお気を付けください。 


アカショウビン撮影ツアー
バーダー憧れの鳥・火の鳥アカショウビンに会いに行こう!

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車の中からでも快適に撮ろう! レンズピローの販売開始!!

野鳥を撮る際、車をブラインド代わりにしての撮影の機会って割と多いと思います。 うちのガイドの時もヤマセミ以外は車から撮影する機会も多く、窮屈な体制だったり車内に三脚立てたりして時間がかかってしまってその間に逃げられたり、いざ撮ってみてブレたりと、だいぶロスも多かったのですが! そんな皆様にお応えできまして、こんな商品が出来上がりました! 価格も4.000(税込)で今回もお買得なお値段です。 送料は別途になりますのでご了承ください。 代引きも可能です。



車の中からでも快適に! オリジナル商品第二弾・レンズピロー



野鳥撮影グッツ オオタケカメラ

車をブラインド代わりにして撮影すると、意外と逃げられずに済む事が多く、その上楽に撮影出来ます。 しかし問題もありました。
◎窮屈な姿勢によりブレが多くなる
◎安定性が無い
◎車内に三脚を組んでもいいけど結構面倒くさい
◎車に三脚座でガリっとキズ付けちゃた etc….
僕なんかこぶしを使って支えていたので痛かったです(^^; ガタつくからブレるし!滑るし! 何より手が痛かったです!! それに車内に三脚を組んでしまうと画角がかなり狭くなってしまうのも悩みの種でしたが、リクエストを沢山頂いて、そんな思いをされている方がかなり多い事に気が付きました。 これがあれば上記の問題点全部解決です!!


レンズピロー 野鳥撮影グッツ

レンズピローを使えば一挙解決!



レンズピロー 野鳥撮影グッツ オオタケカメラ

まずは簡単にボスッと置きます、これだけです。簡単なのでチャンスを逃さず撮れると思います。 そしてこんな形してるのでなかなかの安定性です。 


レンズピロー 野鳥撮影グッツ


どのくらい安定するかって言うと、ウチで使っているヨンニッパが置けてしまうくらい安定してます!でも固定はしてないですから過信しないでください。 揺らしたら当然危険です。


レンズピロー 野鳥撮影グッツ

しかしこれだけ安定してると殆ど三脚の代わりになってくれ、相当のブレ対策になりますし、時間短縮に最強ですね。 長時間の撮影でもラクラクです。 僕の隣でこうやってクマタカ撮ってたウチの社長が羨ましくなりましたよ、こちらと三脚の足伸ばして調整して水平取って….と手間取っているウチに逃げてしまったら元も子もありませんが、これならその間にもうバシバシ撮れます。


レンズピロー 野鳥撮影グッツ

話が変わりますが奥に白くチョンっと写っているのがクマタカの若です、もしかすると4月中で親元から離されるかもしれませんのでこんな至近距離で撮れるのは今のうちかもしれませんので、ガイドご希望の方はお早めに!
それと実はウチの社長、軽く脳梗塞を2回患いまして、左半身にちょこっと後遺症が残ってしまって少し鈍いんです。 普段から人の倍近いシャッタースピードで撮ってないといけないんですが、この時1/250で撮影したのがこちらです、少し不自由な左手でここまで撮れればすごいと思います、普段はそれを盾にアレしろコレしろ言いますが(笑)


クマタカ撮影ガイド

どこに置いても抜群の安定性



レンズピロー 野鳥撮影グッツ

最初、車窓からの撮影用で考案しておりましたが、試している中で様々なシーンで使える『万能選手』であることに気づきました。
◎車の窓に置いて
◎公園のベンチなどに置いて
◎池の手すり等に置いて
◎木の枝に置いて
◎ひっくり返して岩や車の屋根の上に置いて
◎ひっくり返して地面に置いて

先日、マクロが得意な方からもご注文頂いて、正直分からなくてどうして注文したか聞いてみたんです、そしたら「福寿草とか花のマクロ撮りにも手軽で良さそうだったから」と言って頂けました。 良さそうだなって思いましたらお気軽にメールください。



野鳥撮影テクニック こうすれば自由自在  失敗しないために!~野鳥撮影時のカメラの設定方法~ |野鳥大好き写真館・オオタケカメラ

どうも! オオタケカメラ三代目のノブトモです。 最近は沢山の方々に野鳥撮影ガイドをご利用頂き、本当にありがとうございます。 お客様のお陰で沢山の発見あったりととてもやりがいを感じながらご案内をさせて頂いております! そこでふっと気づいたことが….。  結構いいチャンスがやってきて『撮れましたか~!?』って聞くと、失敗されている方がチラホラ….。 なんでか分かった気がします。 最近facebookやTwitter、インスタグラムでお問合せが数件続いたものですから、記事にし直してみます。参考にして頂ければすごく嬉しいです(^^♪  そしてシェアして頂ければもっと嬉しいです(*^^*)
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それでは本題に。



なぜか皆さん【絞り優先】で撮影されている


絞り優先だとシャッタースピードもそこそこ自在だし、露出もコントロールしやすいので使いやすいの分かるのですが… 自分も10代の頃はずっと絞り優先でした。カメラもD300だったので高感度は使いたくなかったからです。 しかし今は時代が進歩しました、低感度に拘るのは大変いい結果を呼び込んでくれると思いますが、拘りすぎると手ブレや被写体ブレ等のオンパレードになりかねません。普段から手軽に撮影するために、数少ないチャンスをものにするためにぜひご一読頂ければと思います。



野鳥撮影時のカメラの設定方法



野鳥撮影テクニック

 icon-camera 露出はマニュアルモードで撮影しよう
いきなり無理言うなって声が聞こえて来そうです(笑) しかしカメラのスペックやターゲットにする野鳥、その時々の状況によって、適切なシャッタースピードや絞り値が変わってくるんじゃないかと僕は思います。 例えば都市公園でカワセミや小鳥を撮影するのと、広大な山間部で猛禽類を撮影するのと、薄暗い森の中でアカショウビンを撮るのとでは設定方法が変わってくると思うんです。 特に珍しい野鳥に出会ったら失敗したくはないですものね! なのでマニュアルモードで撮影です。



 icon-camera 露出マニュアルモードで『確実に』『意図したシャッタースピードで』撮影する
言ってる意味わかんねーよって殴られそうですが続けます。 まずはシャッタースピード、これで表現がかなり変わりますよね、流し撮りとか羽のブレとか、あるいはカチッととまってる猛禽類の写真とか。 野鳥写真の表現力の『要』になるように思います。 野鳥との貴重な時間、それをちょこっとの天候のせいでブレたブレなかったブレ過ぎたなんてもったいない事したくないんです。 だから『自分の好きなシャッタースピードで撮る』んです。止まりものやホバリングはガツガツとシャッタースピード落としてISOを下げて撮影出来ますし、ブレが怖い時はSS上げて撮影できます!。これで『確実に』『意図したシャッタースピードで』撮影することができます。 ご自分のセットで「自分はどの位シャッタースピードを落としても手ブレしないか」予め練習してみるのもおススメです。

 

 icon-camera 『自分のセットに合った絞り値で』撮影する。 
カメラとレンズ、または組み合わせによってF値は変わってきます。
だからもっと分かりやすく例えろよってブーイングが聞こえそうですが無視して続けます。
単焦点の場合、解放でも高い解像度が得られるでしょうけどちょっと絞っただけで見違えるような事もありますのでお試しください。 また、絞る最大の理由が「色彩に深みが出てくる」事ですね、画が締まる様な感じです。 例えば適正露出でもちょっと白っぱしいなと感じる時、1絞りも絞ればぐっと色味が深くなるはずです、ちなみに2/3から1絞りで十分かと思います。 殆どの場合テレコン付けたらF7.1くらいは絞って撮影してます。  僕はヨンニッパ使いでテレコン2xなので最低でもF7.1は絞ります。 反射の強い野鳥は特に絞って下さい。 ズームの場合は大体F5.6かF6.3ですので1絞り分絞りましょう、F5.6ならF8.0位は絞った方がいいと思います、特に陽が当たっていたら積極的に絞っていきましょう。 もし「現場が暗くてしょうがない」場合解放でもいいかな?位の認識でいれば間違いないと思います。  これで、『確実に』『意図したシャッタースピードで』さらに『自分のセットに合った絞り値で』撮影が可能になったわけですが….じゃあ露出は??



 icon-camera ここでISOをオートに 露出はISOでやってもらう。
これ、すごい抵抗があるかと思います。 プロがオートだと!? アマチュアじゃねーか!! って殴られてる気分ですが続けます。 全部が全部マニュアルじゃ手が追い付かないです。『確実に』『意図したシャッタースピードで』『自分のセットに合った絞り値で』撮りたいから。 今どきのカメラなら、ISO800以内で!なんて思わなくても大丈夫です。 例えばヤマセミが飛び出しました、シャッタースピードが1/1600だったとします。そしたらいきなりホバリングを開始した! こんな一瞬しか無いチャンスでもシャッタースピードを適当にガッと下げればISOもそれを追って下がってくれるわけです。  ちなみに曇りの時や日陰ばかりを狙ってる場合はオートじゃなくてもOKですよ。 もともとそんなに明るさが変動しないし、ISOオートで曇りだとちょっと余計ISOが上がりますちなみに照明使ったシマフクロウの撮影なんかでもオートはかなり余計にISOが上がってしまいます、これはISOも固定でいいです。全く変動致しません。 機種によってはISOをここまでしか上げたくない、等々あるはずですので、ISOオートで上がる上限を大概の機種が決められると思います、そちらの設定も試してみて下さい。



 icon-camera そして、露出補正をかける。
NikonはD7000シリーズから上位機種、canonは7DMarkⅡの世代の上位機種から出来る様になりました。 canonの場合、7DMarkⅡは測距エリア選択レバー、5DMarkⅣと1DXMarkⅡの場合は設定ボタン(SETボタン)にカスタム設定で露出の+-を割り当てなければ出て来ません、 そしてISOはオートじゃないと出来ません、この2点だけご注意下さい。僕NikonなのでNikonの例ですがご了承ください。


野鳥撮影テクニック

このマニュアルモード状態から露出補正をかけますがすんなり普通にかかります。 いつもの+-のボタンを押して、クリクリっとプラスへ


野鳥撮影テクニック

クリクリっとマイナスへ


野鳥撮影テクニック

 icon-camera これでもう変幻自在、『確実に』『意図したシャッタースピードで』『自分のセットに合った絞り値で』さらに『露出も自分の好みで』撮れるようになりました。



野鳥撮影時のAFの設定

 icon-camera AFの範囲
よくAFの範囲を広くしている方もお見受け致しますが、出来れば狭く狭く持って行った方が、カメラが指令をより正確に読み取ってくれます。 僕の場合は一番狭いヤツ、もしくはその次に狭いヤツです(NikonD5で5点、9点・D500で5点、25点) カメラ任せにしすぎると、背景の方が明るかったり、コントラストが豊かだったり色彩豊かだったり物の凹凸が多い場合AFがどうしても、そっちに持っていかれてしまいますのでここは練習あるのみ! 野鳥は羽毛に覆われてふわふわしていたり、お腹が真っ白だったりでAFが効かない場合があります。 そんな時は被写体の中で色が違くなってる境界にAFポイントを当てるとAFが食いついてきたリしますのでお試しください。 カワセミが飛び込んでピンが来ないってお悩みの方はAFの範囲が広めで撮ってませんか?? AF範囲を広くすればするほどカメラが迷ってしまいます。 ただし、近すぎるなと感じた場合は広めの方が良いと思います、そこまで近ければそうそうカメラは迷わないですし、確実だと思います!



  

 icon-camera 飛び出しも飛んでいる所もハンティングシーンも全部いっぺんに狙わない
ハンティングの時失敗してくれれば飛び出しと飛びつきどっちも撮れますが、水絡みシーンを狙う場合飛沫にピンが持っていかれることも多々あるので集中して臨んで下さい。 予測がつく場合は飛び込む場所に画角をあわせておけば撮れると思いますが、あまり予測が出来ない場合は飛び出して飛び込んだ瞬間の飛沫にピンを合わせます この意識が大事だと思います! そうすれば次の瞬間に出てくる所を撮影できるのでそのまま被写体を小さいAF範囲で追いかけて頂ければほぼピンを外す事は無いかと思います!





RAWで撮影しよう

 icon-camera 面倒でもRAWで撮影
容量も食うし色も出しにくいRAWで敬遠される方もいらっしゃいましたが、JPEGではカメラの性能の半分程度くらいしか出せてないと思うのです。トリミング耐性や白トビ、黒つぶれへの耐性も素晴らしいですし、何よりも被写体そのものの立体感が素晴らしいです。そのあとJPEG見ちゃうと被写体が平らに見えてくる様な事もあるくらい違いますのでぜひRAWで撮影してみて下さい。 最初はカメラについてくるRAWの現像ソフトからで構いませんが、AdobeのLightroomやSilkypix等おススメです。 相当細かく追い込めます。 



ちょっと使いこなしてきたら!

 icon-camera ISOオートを止める!ファンクションボタンや機能を使い始める!
背景が明るくなったり、暗くなったり、順光になったり逆光になったりと目まぐるしく条件が変わるなんて言う事が起こりうると思います。 そんな時はISOもオートをやめてマニュアルで撮影してみて下さい。「SSとF値にISOを合わせる」イメージで、ISOを露出計をみながら合わせます、これで撮影出来ればもう大丈夫! どこを飛ばれても大体安定して撮影可能です! しかし、急にSS下げたくなって下げてもISOは追従してくれないので注意が必要です。
また、ファンクションボタンに割り当てられる設定の中に、自分好みの物があるかもしれません、 ぜひ割り当ててみて下さい。  僕はNikon D5をメインで使ってますがPvボタンに連射を14枚にする機能を割り当てて、ここぞという時に14コマの連射を使っています、そしてFn1にフォーカスエリアを153点にする様に割り当てました、クマタカの撮影が多くなり、背景アリの時は今まで通りエリアは狭く・空抜けになったら153点にするようにしてます。 Fn3は指が届きにくいので風景や星を撮るとき様に、ファインダー内水平器の表示にして使ってます。



悪天候時でも低感度で綺麗に撮ろう!

 icon-camera 止まりものをより美しく!悪天候時でも綺麗に撮影しよう!
止まりものでも、焦点距離が長くなればなるほどシャッタースピードをかせがなくてはブレてしまいます。 そうするとISOを上げるしかない・結果荒れる。 となりますが、一眼の場合、ミラーショックを回避できれば焦点距離を長くしてもブレない写真が撮れます。 Nikonで言えばディレーモード、canonだとどうなんだ? ライブビューにしてタイマー撮影すればミラーショックを回避できると思います! あとはシャッターの振動が収まるくらいのタイムラグを設定してシャッターを切るだけ! これで暗くても低感度で撮影が可能です。 僕もこれは頻繁に使うのでカスタムボタンに割り当てていて、Pv押しながらメインコマンドダイヤルを回すとディレーモードになるようにしてます。 これを使えば何ミリだろうがSS1/10とかSS1/20で切る事も可能です。 ISO100で800mmでも12000mmでもドンとコイです!  
弱点はいきなりの飛び出しには対応不可です。 そこそこブレてないカットを撮ったら、徐々にシャッタースピードを下げていき、限界を超えて「何をどうしてもブレる」ようになったらいよいよディレーモードの出番です。 そこそこ良い表情の止まりものが撮れたら、また動きもの用に設定を戻しましょう!

最後に

 icon-camera 相手あっての撮影です
最後になりますが、まずは相手を知る事、好きになる事が一番のコツかと思います。 「お邪魔している」「遊んでもらっている」気持ち、「相手の家にお邪魔している」気持ちが、より良い写真への一番の道ではないかと思います。 向こうからくる場合は別ですがこちらから近寄ったってその倍逃げられます、鳥たちには自分たちの保守距離の様な感覚が必ずあって警戒心の強い野鳥程それは大きくなります。 大声出せばそこ来なくなってしまう事もあります。 思い通りの撮影が出来ないからと追い回したり、驚かせたりは絶対にタブーです! 思いやりの心をもって接してください。

さあ! これで自分の思うままに、変幻自在に、野鳥撮影を楽しんでください!


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詳細はこちら
野鳥撮影テクニック

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鳥撮り人が考えた鳥撮り人のための鳥撮りアイテム!



愛器を雨風、花粉やホコリから守る! カモフラージュレインカバー



車の中からでも快適に撮ろう! レンズピロー 
これは使った人にしか分からない便利さがある!




これで三脚を担いでも痛くない! 三脚肩パット


オオタケカメラ
TEL:0241-27-3363
FAX:0241-27-3259
Mail:photo_ootake_shiokawa@yahoo.co.jp
HP: https://photostudio-ootake.com