はちみつの秘密&楽しみ方

はちみつの抗菌力

純粋はちみつの賞味期限は2年間としておりますが、
賞味期限を過ぎても召し上がっていただくことができます。

風味は落ちていきますが、腐ることはありません。

これははちみつの高い糖度と、はちみつが持つ“抗菌性”と“殺菌性”のおかげです。

糖度80度前後という高濃度の浸透圧が菌の混入を防いでいます。

また、はちみつに含まれるグルコースオキシターゼという酵素から過酸化水素水という物質がつくられます。
その物質が抗菌・殺菌作用を発揮して菌の繁殖防ぎます。他にも、口臭予防、虫歯予防にも良いと言われています。

はちみつとお料理

お料理のお砂糖代わりに、はちみつを使用すると良いコトいっぱい。いつものお料理が簡単にワンランクアップします。

1. コクと風味が増す

ビタミン・ミネラル・アミノ酸・酵素といったさまざまな成分のほかに、甘味、香りなど、 はちみつならではの風味を持ちあわせています。料理に加えれば、これらの要素が加わって、 コクと深い味わいを出すことができます。

2. お肉が柔らかくジューシーに

はちみつを肉料理の味つけに使うと、浸透性のあるはちみつの当分が、肉の組織内に浸透し収縮を抑えるので、お肉が柔らかくなります。また、はちみつの糖分のカラメル化により、肉の表面を素早く焼き固めるので、肉汁を閉じこめ、ジューシーに仕上がります。

3. 魚の臭みを抑える

はちみつに含まれる酸が魚の臭いの原因を抑えます。同時に、ブドウ糖と果糖が魚のたんぱく質や調味料に含まれるアミノ酸などと反応することで、魚独特の臭みを抑えるのに役立ちます。

4. ご飯もふっくら炊き上がる

炊飯のときに少量のはちみつを加えると、はちみつに含まれるブドウ糖と果糖が米に浸透し保水性を高めます。またアミラーゼがでんぷんの一部を分解して糖に変えることで旨みが出てくるので、ご飯をふっくらとおいしく炊き上げることができます。

はちみつが白く固まってしまったら?

久しぶりにはちみつを使おうと思ったら、白く固まって使えなくなっていることってありませんか? あれは劣化して傷んだりダメになったわけでなく、はちみつ内の糖類が結晶化してしまった状態です。

はちみつに含まれる糖類の果糖よりもブドウ糖の方が結晶化しやすいため、ブドウ糖の多いはちみつがより結晶化しやすくなります。

真っ白に結晶化しても、45度前後のお湯で湯煎していただくと元通りのはちみつに戻り、問題無く美味しく召し上がれます。