新・野鳥撮影テクニック! こうすれば自由自在~野鳥撮影時のカメラの設定方法~ 露出編|野鳥大好き写真館・オオタケカメラ

野鳥撮影,コツ,ポイント

野鳥撮影テクニック こうすれば自由自在  失敗しないために!~野鳥撮影時のカメラの設定方法~を書いてからもう3年が経ちました。 機材の使い方も変わってきましたので改めて改良版をお届けさせて頂きます。
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それでは本題に。

【ISOは100】【絞り優先】で撮影されている方がいらっしゃいます

絶対ダメとは言いませんが、野鳥写真にとってシャッタースピードはのようなもの、ぜひ低ISOの観念を捨てて、絞り優先もやめてみましょう!


野鳥撮影時のカメラの設定方法

露出はマニュアルモードで撮影しよう
これはもう以前と変わりません!
ターゲットにする野鳥、その時々の状況によって、適切なシャッタースピードや絞り値が変わってくるんじゃないかと僕は思います。 例えば都市公園でカワセミや小鳥を撮影するのと、広大な山間部で猛禽類を撮影するのと、薄暗い森の中でアカショウビンを撮るのとでは設定方法が変わってきます 特に珍しい野鳥に出会ったら失敗したくはないですものね! なので失敗しないために露出はマニュアルモードで撮影です。


露出マニュアルモードで『確実に』『意図したシャッタースピードで』撮影する

まずはシャッタースピード(SS)! これは野鳥写真の命です!
これで表現がかなり変わりますよね、流し撮りとか羽のブレとか、あるいはカチッととまってる猛禽類の写真とか。 
SSは野鳥写真の表現力の『要』になるように思います。 
野鳥との貴重な時間、それをちょこっとの天候のせいでブレたブレなかったブレ過ぎたなんてもったいない事したくないんです。 
だから『自分の好きなシャッタースピードで撮る』んです。止まりものやホバリングはガツガツとシャッタースピード落としてISOを下げて撮影出来ますし、ブレが怖い時はSS上げて撮影できます!。
これで『確実に』『意図したシャッタースピードで』撮影することができます。 
ご自分のセットで「自分はどの位シャッタースピードを落としても手ブレしないか」予め練習してみるのもおススメです。


『自分のセットに合った絞り値で』撮影する。

カメラとレンズ、または組み合わせによってF値は変わってきます。
単焦点の場合、解放でも高い解像度が得られるでしょうけどちょっと絞っただけで見違えるような事もありますのでお試しください。 
また、絞る最大の理由が「色彩に深みが出てくる」「周辺減光」「構図によってピンの甘さや周辺減光に左右されたくない」事ですね。
今は技術が進歩し解放値でもシャープに写るようになってきてますが、光学上解放値の場合、基本中心部しかキリっと来ないのが原則です、
例えば適正露出でもちょっと白っぱしいなと感じる時、1絞りも絞ればぐっと色味が深くなるはずです
ちなみに2/3から1絞りで十分かと思います。 殆どの場合テレコン付けたらF7.1くらいは絞って撮影してます。  
僕はヨンニッパ使いでテレコン2xなので最低でもF8.0は絞ります。 反射の強い野鳥は特に絞って下さい。 
ズームの場合は大体解放値がF5.6かF6.3ですので1絞り分絞りましょう、F5.6ならF8.0位は絞った方がいいと思います、特に陽が当たっていたら積極的に絞っていきましょう。 
もし「現場が暗くてしょうがない」場合解放でもいいかな?位の認識でいれば間違いないと思います。  
これで、『確実に』『意図したシャッタースピードで』さらに『自分のセットに合った絞り値で』撮影が可能になったわけですが….じゃあ露出は??


ここでISOをオートに 露出はISOでやってもらう。

時と場合によりますが、全部が全部マニュアルじゃ手が追い付かないです。『確実に』『意図したシャッタースピードで』『自分のセットに合った絞り値で』撮りたいから。 
今どきのカメラなら、ISO800以内で!なんて思わなくても大丈夫です。 例えばヤマセミが飛び出しました、シャッタースピードが1/1600だったとします。
そしたらいきなりホバリングを開始した! こんな一瞬しか無いチャンスでもシャッタースピードを適当にガッと下げればISOもそれを追って下がってくれるわけです。
ただし、背景の明るさが目まぐるしく変わる場合はISOもマニュアルで設定しないと露出の補正だけでシャッターが切れなくなってしまうのでISOもマニュアルの方が楽な場合もございます。
また、機種によってはISOをここまでしか上げたくない、等々あるはずですので、ISOオートで上がる上限を大概の機種が決められると思います、そちらの設定も試してみて下さい。
そして、露出補正をかける。
NikonはD7000シリーズから上位機種、canonは7DMarkⅡの世代の上位機種から出来る様になりました。 
canonの場合、7DMarkⅡは測距エリア選択レバー、5DMarkⅣと1DXMarkⅡの場合は設定ボタン(SETボタン)にカスタム設定で露出の+-を割り当てなければ出て来ません。
そしてISOはオートじゃないと出来ません、この2点だけご注意下さい。


これで第一段階クリアです!

これでもうシャッタースピードの表現は変幻自在です!
『確実に』
『意図したシャッタースピードで』
『自分のセットに合った絞り値で』
さらに『露出も自分の好みで』撮れるようになりました
ぜひぜひ、使い込んでみてください!

次回ピントのお話です。

クマタカ撮影ガイド 詳しくはこちら
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一緒にあいばせ撮影ツアー2019 イン 北海道

皆さんと一緒に行ってきました北海道!
「いっしょにあいばせ撮影ツアー2019 イン 北海道」
今回は総勢12名で行ってきました! 
いつのまにこんなに大所帯に(笑)
まずは釧路についてエゾフクロウのウロに行ってから夕陽のタンチョウを撮影して~

そしてダッシュで移動して朝はここで(^^)/

で、フクロウ撮って

初対面の方も多いので親睦会をば(^^♪

そして翌朝はちょっと寄り道してエゾシカ撮って

エバーグリーン号に今回もお世話になりました~(^^♪ 知床ネイチャークルーズの皆さんいつもありがとうございます!

エゾリスに会いたいと思ってちょっと寄り道しちゃいましたが午後なんでやっぱ無理でした(;^_^A

で、最終日は安藤誠さんオーナーのヒッコリーウィンドにお世話になりました(^^)/ いきなり「オオタケくん! 一曲演ろうよ!」って言われて海外の方も含めて総勢30名ほどの皆さんのお耳をそれはそれは汚して参りました(汗)

そして朝一番は鶴のポイントを数か所巡って

またヒッコリーウィンドに戻って朝ごはんを頂いて荷物を纏めて最後にお写真撮らせて頂いて(^^)/

ご参加頂きました皆様、大変スムーズな撮影にご協力いただきましてありがとうございました! 冬の北海道はヤミツキになりますね~(^^)/  またぜひ! ごいっしょしましょう!(^^)! 

一緒にあいばせ撮影旅行のお問合せは下記、またはお電話で宜しくお願い致します(^^)/

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クマタカガイド・命育む時|オオタケカメラ

クマタカ,撮影,ガイド

ご案内させて頂いてる所の下流域のペアですが繁殖にはいりました! 
朝一番、ポイント入り口付近で夜明けを迎えたと思われるメスを発見、逆光なので少し回り込んで撮影を始めました。
そしてそこそこ枝止まりを撮影したのち、新しいポジションで撮影を始めました。 
ここは視界があまり良くありませんが、日陰で目立たなく、枝止まりも飛翔も撮れる場所です。
ずっと「近くでもう一羽が鳴いてるよね」「すぐ後ろかな?」等と話をしていたらばオスが飛んできていきなりメスに乗りました! 
私も皆さんも夢中にシャッターを切り続けてました!(^^)!
そしてその後、オスが近くで鳴いているのでちょっと茂みから抜けたらば近距離にオスが止まりました!
無線で読んで皆さんにこっそり来てもらい、空抜けでしたが綺麗なオスの飛翔を撮影して頂きました!(^^)! 真上だったから大変でしたね(笑)

クマタカ,撮影,ガイド

その後まだ時間もあったので別のペアを見に行くことに。
装着して三脚等準備し終えた所に待ってましたと言わんばかりにメス登場!

クマタカ,撮影,ガイド
クマタカ,撮影,ガイド

天気も良くて青空に映えるカットになりました!(^^)! 皆さんにんまり(笑)
ただちょっと陽炎の影響があって苦労しましたね(^^;
こんな素晴らしい日がこれからも続くよう、努力していきます!
今シーズンは良い日が多く続いておりますので、皆様ぜひ会津までお越しください!(^^)!

クマタカ撮影ガイド 詳しくはこちら
クマタカ

クマタカ撮影ガイド、いよいよ今シーズンもオープンです!

クマタカ,オオタケカメラ

今年もようやくクマタカ達が安定してくれるようになりましたので本日よりご案内を開始いたします!

詳細は下記よりご確認頂き、カレンダーのご希望の日から予約に入って下さい。 

過去、ご利用頂いています方々は直接メールか、メッセージを頂いてもOKです。 
今年も全力で頑張りますのでよろしくお願いいたします!

クマタカ撮影ガイド詳細はこちらから
クマタカ,撮影,ガイド

2018一緒にあいばせ北海道撮影ツアー 写真紹介

2018 一緒にあいばせ北海道撮影ツアー 写真紹介

この時期なので色々な親子に会えたらいいなぁとお客様と一緒に計8人で行った『一緒にあいばせ北海道撮影ツアー』の写真を紹介させて頂きます。 
今回メインはタンチョウの親子です、そしてそこから派生して3泊4日の行程で撮影してきました。
メインのタンチョウ親子もですが、エゾシカの親子、シャチの親子にも会えました! 
実はまた今シーズンの冬。2月末から3月頭に行ってみようと計画中です。 
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一緒にあいばせ北海道撮影ツアー

一緒にあいばせ北海道撮影ツアー

3泊4日の北海道撮影ツアーより戻りまして、営業開始しております。 天候も思ったほど荒れなくて最終日のみ雨天でしたが、沢山の出会いがありました。 写真はおってご紹介致します
今回撮影、観察できた野鳥、動物たちです。
ケイマフリ
コアホウドリ
アホウドリ若鳥
カンムリウミスズメ
カマイルカ
シャチ
イシイルカ
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス
ノゴマ
シマセンニュウ
シマアオジ
オジロワシ
ハシボソミズナギドリ
シマフクロウ
キタキツネ
エゾシカ
タンチョウ親子
ハリオアマツバメ
ノビタキ
エトピリカ
ラッコ
ゼニガタアザラシ

オオタケカメラ
タンチョウの親子 これをメインテーマに行程を組みました。

アカショウビン撮影ガイド

今年も無事ご案内開始しておりました



アカショウビン ガイド

最近お陰様で連日ご案内でお知らせが遅れてしまいました。 今年もアカショウビンが来てくれて、撮影ガイドを開始しております。 出も良い感じですのでぜひ会津までお出かけ下さい。

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ヤマセミ撮影ガイドも最盛期に入りました。

ヤマセミ撮影ガイド
最盛期に入りはじめてます


いよいよこちらのヤマセミも撮影しやすい季節となってきました、夫婦が協力しているこの時期が一番撮影がしやすくなりますので、ぜひこのタイミングでお越し頂けれと思います。  そして今年は花等みてもちょっと早いかと思いますので今から7月頭がピークかと思います! しかしながら、特に一番配慮したい時期でもありますので早朝夜明け前からのご案内となっております事ご了承下さい。
ちょっと早起きしなければなりませんが、ぜひこの時期にお越しください。


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フラットベース雲台をより便利に使う 普通の三脚で望遠レンズ用雲台を使う! 

普通の三脚で望遠レンズ用雲台を使う!


超望遠レンズ購入という最初の難関を突破された皆様! おめでとうございます!!  そして、奈落の底にようこそおいで下さいました(笑) さて、次の問題は三脚ですね?  そうなんです、これ必須アイテムです。 しかし難しい事言われるんですよね~ 今まで使っていた三脚は使えない、こういうタイプの三脚を買ってアダプターを付けて、そこに雲台を付けないと、水平出せないから大変だよ~! と、言われます。そうしてしまうと三脚1セットが高いですし、エレベーターが使えない! 一般的なビデオ用の雲台を使う場合、エレベーターの機能がある場所に雲台の水平をとるレベリング機能が付いている物が多くありそちらが主流となってます。 なんでも鶴居村での撮影現場から人気が出たそうですね。 僕はエレベーターも必要だと考えてます。 でも正直、雲台の水平も欲しい所です。



僕がエレベーター付き三脚を愛用してる理由


当たり前ですが、自分が一番楽な姿勢が一番ブレません。エレベーターって「ブレのもと」と皆さん嫌われますが、僕はサポートとしてガンガン使ってます。 立ったまま、カメラマンが一番撮りやすい姿勢でしか撮影しない場合はこれでOKでしょうが、自分の場合「ブラインドの中での撮影」や「猛禽類の撮影」が非常に多いからです。 ブラインドの中からの撮影ですとイスに座るのが前提になってきます、そこでエレベーターが使えず高さの微調整ができないと、微妙に背伸び状態での撮影や、座ったうえで更にかがんで撮影しなくてはならず、チャンスを逃したりかえってブレ写真を量産したり、悔しい思いを何度もしてきました。 猛禽類の撮影でも高さが足りず中腰の姿勢での撮影は、集中力を欠く原因です。 
そしてかたやハイイロチュウヒの某撮影ポイントでは最低でも高さ1.8mは無いと心もとないです。
かといってちょうどいい三脚があるかといえばそうでもなく、座ることを前提に考えると最大高が足らず、最大高を考えると座るには高いんです。 普通のお店なら「それぞれ二本買いなよ」って言われるんでしょうが、商売下手な僕は気が咎めてできません(笑)



そんなこんなで、僕はもともと使っていたベルボンの三脚、GITZOのシステマチック三脚にエレベーターを使たまま使用できるフラットベースというタイプを使ってきました、その中でも特にジンバル雲台を使い続けてきましたが、ここで問題が一つ!「雲台を水平に保たないとクルクル回ってしまって面倒くさい」事です。 今までは狭いブラインドの中で三脚の足の長さを調整して水平をとってきましたが、まぁ面倒でしたよね(笑) いっそブラインド様にもう1セット買うかと思うくらい面倒でした。 そんな調整しててチャンスは逃したくありません。
ご紹介が大変遅れてしまいましたが、僕が使い倒してきた「超便利アイテム」をご紹介します!



これがあれば三脚を買い増す必要なし!今まで使ってきた三脚で野鳥撮影!!
水平調整ベースプレートLBAシリーズ



野鳥撮影アイテム,オオタケカメラ
BENRO 水平調整ベースプレートLBAシリーズ
これがあれば普通の三脚も望遠レンズ用の雲台が使えます!



野鳥撮影アイテム,オオタケカメラ
レバーを緩めると、上面がこの様に動きます。 
水平がとれたらまたレバーを閉めてロックします。



野鳥撮影アイテム,オオタケカメラ
実際に三脚を傾けてみました。
この様に三脚と雲台の間にかませます、そうする事で三脚がこんなに傾いても雲台から水平にする事ができ、非常に安定して撮影に専念できます。


水平調整ベースプレートLBAシリーズを使う時の注意事項


まず、フラットベースの雲台にしか対応しておりません、先日ご紹介したGITZOフルードジンバル雲台GHFG1やマンフトッロのビデオ雲台502等が該当します。
LBAには1番、2番、3番とあります。
1番はズームレンズまでの対応  お値段¥18.000
2番は重量級レンズにも十分対応してますが、レンズを三脚につけたまま担いでの移動が長いと傾いてましたが、通常利用には問題ありません。  お値段¥19.000
3番はシリーズ最強なのでさすがの安定感です。  お値段¥20.000

自分は上記理由から2番を使ってますが、ここは皆さんの機材に合わせてセレクトして頂ければと思います。
これで不自由なく、撮影に専念してください。



水平調整ベースプレートLBAシリーズご注文方法


下記フォームにご記入頂くか、過去にお取引のありましたお客様ですと直接メールだけ頂ければご対応可能です! 
下記の価格に送料、代金引換の場合手数料¥324が別途になります。
確認後、改めてご連絡申し上げます。
[contact-form-7 id=”4408″ title=”BENRO水平調整ベースプレートLBAシリーズ注文フォーム”]

本当にピント合ってる??自分の機材のオートフォーカス精度を最大限高める方法

今日はお手元の一眼レフカメラ、キャノンと特にニコンの、オートフォーカスの精度を最大限高める方法を紹介させて頂きます!
案外このAF微調整をしてない方もいらっしゃるのではないでしょうか? もう済んでるよ! という方も、これを機会にもう一度確認してみてください。 
案外ずれてたりする場合もあるかもしれません。



なんでやる必要があるの?



今や高画素が当たり前になったこの時代、フィルムと違って少しの曖昧さも許されない精度が必要ですが、どうしても製造段階でビミョーな個体差って出てきちゃうと思うんです。 自分の使ってるレンズとカメラのそのビミョーな個体差を埋めていく作業はセルフで自分がしなきゃならないのかなと思います。



どうやるの??



Canonの場合オートフォーカス微調整はメニューの中のオートフォーカス関係の中に「AFマイクロアジャストメント」があります。
Nikonの場合はメニューボタン→レンチマークのセットアップメニュー→AF微調整があります。 ここから調整してください。



調整の仕方


NikonのD500、D5、D850はAF微調整のオート機能がありますね。 スゴく便利です。 でもここではその他機種をお使いの方も参考にして頂ければと思いますので元来通りの手動補正を記していきます。 
それと、オートでしたから調整値が毎回微妙に変わるので、そのあたりも含めて今回は手動補正をお伝えします。環境としては、よく行く現場の被写体までの距離で合わせられば一番です。 距離によっては微妙に変わってくる可能性もあるのかなと推測しています。  今回はそうもいかないので画像はイメージまでに、こんな感じ調整すると伝わればと思います。
本当ならオートフォーカス微調整チャートなる物があるそうですが、使った事ありません(汗 なので僕がよく使うのは、細かい文字が印刷されている「何か」です。 僕の方法の場合、必ず平面の細かい文字等が印刷されている「何か」をお勧めいたします。
例えばこんな感じで、バーコードや細かい文字が印刷されてて、白と黒の明暗差がはっきりした物が良いですね。 ピントが微妙に合っていない時に色収差が出てきて分かりやすいからです。

オートフォーカス微調整
今回の照準は細かい文字が印刷されていて表面に凹凸のあり、光沢もあるペーパーの外装です これをよく使うのは表面の凹凸の反射具合が微調整する時に、すごくやり易いからです 


それではメニューから微調整の項目を選んで、微調整を始めます。 


オートフォーカス微調整

AF微調整をする/しない を する を選択してください。

個別レンズの登録

ここで、自分の手元のカメラとレンズの微調整が出来ます。
買ったままですと、ピント合わせた所より前にピントが来てしまう場合、後ろにピントが来てしまう場合があります。
調整を始める時、僕の場合は一番分かりやすくするために一番端から五段階ずつ確認してます。 大まかな確認ですね。 最初から細かく見てしまうと訳が分からなくなってきてさまいます。

オートフォーカス微調整

-20.-15.-10.-5.+-0.+5.+10.+15.+20と、
順番に補正値を変えて撮影しては拡大確認してみてください。 
その際は必ず毎回フォーカスを手動でアウトにしてもう一度オートフォーカスを効かせて撮影します。

そうしますと、補正値が変わるたびに徐々にピントが合ってきます、そして一番びしっと来る所があるはずです。 まずは第一段階、終了です。 
次は五段階で一番ピントが良かった補正にして、更に追い込んで行きます。 
追い込む時は紛らわしくなるので一度画像を削除してください。 
そうすることで「あれ?これは補正値いくらだっけ?」と迷う事が少なくなりますね。 
そしていよいよ追い込む時は、補正を遠い数値から撮影、確認を行うのがコツかなと思います。 
近い数値から始めると、分かりにくくなってしまうからです。
例として、最初の大まかな確認で-10が一番ピントが良かったとします。
そしたら次は、-10と、-7、-13を撮ってみます。 -10の前後どちらがより正解か確認するためです。
そして、どの補正値がよりピント良かったか拡大して確認してみてください。 
その結果、-7が一番良かった場合は補正は-7よりで-10ではない、という事ですね。
次は-7、-8、-9を撮影してみます。
この段階で一番ピントが良かったのが-8だったとしたら、そこがお手元のカメラとレンズの組み合わせのベストポジションです。 お手元のカメラとレンズのビミョーな個体差が埋まったポイントになります。  
テレコンを入れるとあからさまに前ピン、後ピン傾向が現れますので!ぜひこの補正を使いこなして頂いて、更なるシャッターチャンスをゲットしてくださいね。 
大事な事は、いつも撮ってる距離で調整すること!
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自分でやるのが怖い・分からないよ~

その場合、当店までお越し下さい。
責任もって、調整致します! カメラとレンズ1セット¥6000です。 テレコン入れるとまた変わりますのでその場合¥9000になります。