ヤマセミが撮りたい|ヤマセミを撮影する方法

ヤマセミが撮りたい!!

<

日頃より野鳥ファンの皆様にご好評頂いておりますヤマセミ撮影ガイドですが、やはり皆さんヤマセミの撮影は苦戦するとの事…。
撮影方法は様々あるとは思いますが自分なりに出したヤマセミ撮影方法をご紹介いたします!
ヤマセミ撮影 オオタケカメラ

ヤマセミ撮影準備1・ヤマセミを探す

当然ですが居ないところにはいません。
双眼鏡片手に川沿いを探しましょう! 主に早朝の時間帯が一番探しやすいです。ひたすら地図とにらめっこして、たまにはGPSも駆使しながら根気よく探します。
山間部の道路は川に沿って通っている事もありますので車で探せればラッキーですね!
コツとしては


1、人の往来が比較的少ない場所
2、釣りしたら釣れそう…って感じの川。
3、川の両岸が人が入り込むのが難しい状況
4、止まりやすそうな流木・岩がある
5、思ったより山間部には居ません、比較的人里にに近く水量と魚影の濃い川です。


そして、見つかったら『まず観察』です。
ヤマセミに嫌がられない距離から観察スタートです

ヤマセミ撮影準備2 観察

ヤマセミを発見して、『さぁ撮るぞ~!』っていきなり近づいたら逃げてしまいますし、最悪そこだけ飛行ルートから外されてしまいます。 そうしたら今までの苦労が水の泡…。
ポイントに通えるだけ通って、飛行ルートや時間等を記録します。
1、おおよそ何時にここに来る
2、何時に狩場へ行く
3、何時から何時までは木陰でじっとしている
など、行動パターンが読めてきたらいよいよ撮影ポイントの選定です
ここまで観察すれば『ここに止まる』『ここが狩場』等わかっていますよね??
そしたらいよいよ『ブラインド』の設営です。


ヤマセミ撮影準備2 ブラインドの設営

ヤマセミ ブラインド

朝、真っ暗なうちに設営を済せます。ヤマセミまでの距離感や撮影のしやすさ等、考慮しながら設営します。  『ヤマセミの家に不法侵入しても気づかれないように』設営するのがキモです(笑)
画像では場所の都合上、簡易的なものでOKの場所ですが基本はテント型をおススメ致します。
コツとしては
1、何もないところにブラインドを張らない。
2、木の下やブッシュの中に設営し、まわりの状況に溶け込ませるように設営
  ※ブラインドを張ったからとヤマセミが全く警戒しなくなるなんて事はありません。


そしてブラインドを張って即日の撮影は出来る場合、できない場合があります。 出来ても次に繋げられなくなる可能性も少なからずありますので、最初は控えめに設置するのがポイントでしょうか。
僕の場合、まずヤマセミにブラインドに慣れてもらうため設営してから1週間から10日は遠くから観察するまでにとどめます。 せっかくブラインドを設営しても派手に設置したりしたら警戒されてしまって飛行ルートから外されます。 ヤマセミにとってはわざわざ人間のそばを通る必要ありませんからね(^^;
ブラインドの前で毛づくろいや座ったりなど、『自然な姿でいる状態』までもってこれてから、いよいよ撮影です。


ヤマセミ撮影 オオタケカメラ
ヤマセミ

いよいよ撮影開始


これまで途方もない時間をつぎ込んで作り上げたヤマセミの撮影ポイントにいよいよ入ります! 忘れ物の無いように(笑)
朝暗いうちにブラインドに入り、ヤマセミをじっと待ちます。
そしたら大体定刻通りにヤマセミが来てくれると思います。
しかしここで慌ててレンズをビュッと振ると距離によりますが逃げます。
距離感が近い場合、レンズを動かしただけで逃げてしまいますのでゆっくりゆっくり動かします。
シャッターを切って露出を確認したいところですがそれも出来れば避けてください。
ファインダーから顔を離した瞬間、向こうから見るとファインダーに光が入り込んでレンズがキラッと光ります。そこでモニターなんてついたら顔に反射して余計光ります。拡大なんてしてみたら色が変わってなお目立ちます。よく確認してたら逃げられたという話を聞きますが、これが原因の場合がほとんどです。
そこそこ撮って、レンズの向きを変えてから確認しましょう。

ヤマセミ撮影のコツ

露出を必ずマイナスに振って撮影しましょう。 以外に白いので簡単に白トビします。 -1.3EV~-2.0EVで丁度いいはずです。
ISOオートで露出補正ができるカメラの場合、そのように設定しておけばいきなりホバリング始めてもSSを下げられますから便利です。


ヤマセミ撮影 オオタケカメラ
ヤマセミ ホバリング

しかしそんなに甘くない

ブラインド内に入ってもすぐ逃げらてしまうけど、遠くから見てると逃げない、そんな時も多いでしょう。  もしかすると地域性もあるかもしれませんが、困った事にヤマセミは時期によって居場所が変わります。餌となる魚の移動に合わせているのかな~と推測してますが、実際のところよく分かっていません。時期によって居場所が変わってしまうところがヤマセミガイドの辛いところです(笑) なのでヤマセミ撮影ガイドはまずご連絡頂いてから撮影日を決定しております。  万が一、ヤマセミを見失ってしまっているタイミングでご案内だけは絶対に避けたいのです。


ヤマセミ撮影 オオタケカメラ

双眼鏡は必須アイテム

やはり双眼鏡は必須アイテムです。  うかつには近づけませんし葉っぱの裏とかに隠れている場合もありますが、双眼鏡を持っていれば、嫌われる距離になる前に発見できる可能性が高まります。


S-b30df7e2dbeb2b1c04c82ddbf10ed9b6_lohtake

ヤマセミ撮影ガイドの詳細はこちらから


オオタケカメラ
TEL:0241-27-3363
FAX:0241-27-3259
Mail:photo_ootake_shiokawa@yahoo.co.jp
HP: https://photostudio-ootake.com


[foogallery id=”2911″]

ヤマセミ撮影の魅力ってなんだろう??

ヤマセミの魅力

ヤマセミ撮影

お陰様で大変好評頂いてますヤマセミ撮影ガイドを本日も案内させて頂きました。
野生の生き物なので毎回ベストなご案内はなかなか難しいところですが、皆様にヤマセミの魅力を届けられるようこれからも尽力してまいりたいと思います。

ヤマセミの魅力って?

最近はほぼ毎日2時起きです(笑) おバカですねこれは( ̄▽ ̄;) 夕方こっくりこっくりしてたらハリセンで叩いてください(笑)  なぜそこまでして撮ってるのかって聞かれると、単純に『綺麗』⇒『可愛い』⇒『撮影が難しい』⇒『最高のワンシーンを求めて』でしょうか??  やはり撮影が難しい野鳥ですので最初は出会えるだけでラッキーでした。  何度も山に通って経験を重ね、そこそこ撮れるようになり、リクエストも沢山頂いてHPにもご紹介した次第です。 



こんなシーンが撮れれば最高ですね!
2016.05.29撮影 ヤマセミ Nikon D500/400mmF2.8VR 2x
撮影:大竹伸知
facebook←よろしければフォローください♪

SS1/1600 F7.1 ISO560

ヤマセミ撮影

しかし、いくら撮っても満足しないんですよね~…。  このあたり皆様ご共感頂けませんか??(笑)  『最高のワンシーン』を求めて、日々ロケーションを重ねてまいります!!  ヤマセミ撮影の参加方法ですが、随時承っております。 お客様おひとりおひとりご案内しておりますのでお客様のご都合のよろしい日取りを相談の上、ご案内いたしております。 お気軽にご応募頂きください。 確認後改めてご連絡申し上げて日程を決めていきます。  皆様のご参加心よりお待ちしております。




[contact-form-7 id=”3027″ title=”ヤマセミ撮影ガイドお問合せフォーム”]


オオタケカメラ
TEL:0241-27-3363
FAX:0241-27-3259
Mail:photo_ootake_shiokawa@yahoo.co.jp
HP: https://photostudio-ootake.com