野鳥撮影テクニック こうすれば自由自在  失敗しないために!~野鳥撮影時のカメラの設定方法~ |野鳥大好き写真館・オオタケカメラ

どうも! オオタケカメラ三代目のノブトモです。 最近は沢山の方々に野鳥撮影ガイドをご利用頂き、本当にありがとうございます。 お客様のお陰で沢山の発見あったりととてもやりがいを感じながらご案内をさせて頂いております! そこでふっと気づいたことが….。  結構いいチャンスがやってきて『撮れましたか~!?』って聞くと、失敗されている方がチラホラ….。 なんでか分かった気がします。 最近facebookやTwitter、インスタグラムでお問合せが数件続いたものですから、記事にし直してみます。参考にして頂ければすごく嬉しいです(^^♪  そしてシェアして頂ければもっと嬉しいです(*^^*)
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それでは本題に。



なぜか皆さん【絞り優先】で撮影されている


絞り優先だとシャッタースピードもそこそこ自在だし、露出もコントロールしやすいので使いやすいの分かるのですが… 自分も10代の頃はずっと絞り優先でした。カメラもD300だったので高感度は使いたくなかったからです。 しかし今は時代が進歩しました、低感度に拘るのは大変いい結果を呼び込んでくれると思いますが、拘りすぎると手ブレや被写体ブレ等のオンパレードになりかねません。普段から手軽に撮影するために、数少ないチャンスをものにするためにぜひご一読頂ければと思います。



野鳥撮影時のカメラの設定方法



野鳥撮影テクニック

 icon-camera 露出はマニュアルモードで撮影しよう
いきなり無理言うなって声が聞こえて来そうです(笑) しかしカメラのスペックやターゲットにする野鳥、その時々の状況によって、適切なシャッタースピードや絞り値が変わってくるんじゃないかと僕は思います。 例えば都市公園でカワセミや小鳥を撮影するのと、広大な山間部で猛禽類を撮影するのと、薄暗い森の中でアカショウビンを撮るのとでは設定方法が変わってくると思うんです。 特に珍しい野鳥に出会ったら失敗したくはないですものね! なのでマニュアルモードで撮影です。



 icon-camera 露出マニュアルモードで『確実に』『意図したシャッタースピードで』撮影する
言ってる意味わかんねーよって殴られそうですが続けます。 まずはシャッタースピード、これで表現がかなり変わりますよね、流し撮りとか羽のブレとか、あるいはカチッととまってる猛禽類の写真とか。 野鳥写真の表現力の『要』になるように思います。 野鳥との貴重な時間、それをちょこっとの天候のせいでブレたブレなかったブレ過ぎたなんてもったいない事したくないんです。 だから『自分の好きなシャッタースピードで撮る』んです。止まりものやホバリングはガツガツとシャッタースピード落としてISOを下げて撮影出来ますし、ブレが怖い時はSS上げて撮影できます!。これで『確実に』『意図したシャッタースピードで』撮影することができます。 ご自分のセットで「自分はどの位シャッタースピードを落としても手ブレしないか」予め練習してみるのもおススメです。

 

 icon-camera 『自分のセットに合った絞り値で』撮影する。 
カメラとレンズ、または組み合わせによってF値は変わってきます。
だからもっと分かりやすく例えろよってブーイングが聞こえそうですが無視して続けます。
単焦点の場合、解放でも高い解像度が得られるでしょうけどちょっと絞っただけで見違えるような事もありますのでお試しください。 また、絞る最大の理由が「色彩に深みが出てくる」事ですね、画が締まる様な感じです。 例えば適正露出でもちょっと白っぱしいなと感じる時、1絞りも絞ればぐっと色味が深くなるはずです、ちなみに2/3から1絞りで十分かと思います。 殆どの場合テレコン付けたらF7.1くらいは絞って撮影してます。  僕はヨンニッパ使いでテレコン2xなので最低でもF7.1は絞ります。 反射の強い野鳥は特に絞って下さい。 ズームの場合は大体F5.6かF6.3ですので1絞り分絞りましょう、F5.6ならF8.0位は絞った方がいいと思います、特に陽が当たっていたら積極的に絞っていきましょう。 もし「現場が暗くてしょうがない」場合解放でもいいかな?位の認識でいれば間違いないと思います。  これで、『確実に』『意図したシャッタースピードで』さらに『自分のセットに合った絞り値で』撮影が可能になったわけですが….じゃあ露出は??



 icon-camera ここでISOをオートに 露出はISOでやってもらう。
これ、すごい抵抗があるかと思います。 プロがオートだと!? アマチュアじゃねーか!! って殴られてる気分ですが続けます。 全部が全部マニュアルじゃ手が追い付かないです。『確実に』『意図したシャッタースピードで』『自分のセットに合った絞り値で』撮りたいから。 今どきのカメラなら、ISO800以内で!なんて思わなくても大丈夫です。 例えばヤマセミが飛び出しました、シャッタースピードが1/1600だったとします。そしたらいきなりホバリングを開始した! こんな一瞬しか無いチャンスでもシャッタースピードを適当にガッと下げればISOもそれを追って下がってくれるわけです。  ちなみに曇りの時や日陰ばかりを狙ってる場合はオートじゃなくてもOKですよ。 もともとそんなに明るさが変動しないし、ISOオートで曇りだとちょっと余計ISOが上がりますちなみに照明使ったシマフクロウの撮影なんかでもオートはかなり余計にISOが上がってしまいます、これはISOも固定でいいです。全く変動致しません。 機種によってはISOをここまでしか上げたくない、等々あるはずですので、ISOオートで上がる上限を大概の機種が決められると思います、そちらの設定も試してみて下さい。



 icon-camera そして、露出補正をかける。
NikonはD7000シリーズから上位機種、canonは7DMarkⅡの世代の上位機種から出来る様になりました。 canonの場合、7DMarkⅡは測距エリア選択レバー、5DMarkⅣと1DXMarkⅡの場合は設定ボタン(SETボタン)にカスタム設定で露出の+-を割り当てなければ出て来ません、 そしてISOはオートじゃないと出来ません、この2点だけご注意下さい。僕NikonなのでNikonの例ですがご了承ください。


野鳥撮影テクニック

このマニュアルモード状態から露出補正をかけますがすんなり普通にかかります。 いつもの+-のボタンを押して、クリクリっとプラスへ


野鳥撮影テクニック

クリクリっとマイナスへ


野鳥撮影テクニック

 icon-camera これでもう変幻自在、『確実に』『意図したシャッタースピードで』『自分のセットに合った絞り値で』さらに『露出も自分の好みで』撮れるようになりました。



野鳥撮影時のAFの設定

 icon-camera AFの範囲
よくAFの範囲を広くしている方もお見受け致しますが、出来れば狭く狭く持って行った方が、カメラが指令をより正確に読み取ってくれます。 僕の場合は一番狭いヤツ、もしくはその次に狭いヤツです(NikonD5で5点、9点・D500で5点、25点) カメラ任せにしすぎると、背景の方が明るかったり、コントラストが豊かだったり色彩豊かだったり物の凹凸が多い場合AFがどうしても、そっちに持っていかれてしまいますのでここは練習あるのみ! 野鳥は羽毛に覆われてふわふわしていたり、お腹が真っ白だったりでAFが効かない場合があります。 そんな時は被写体の中で色が違くなってる境界にAFポイントを当てるとAFが食いついてきたリしますのでお試しください。 カワセミが飛び込んでピンが来ないってお悩みの方はAFの範囲が広めで撮ってませんか?? AF範囲を広くすればするほどカメラが迷ってしまいます。 ただし、近すぎるなと感じた場合は広めの方が良いと思います、そこまで近ければそうそうカメラは迷わないですし、確実だと思います!



  

 icon-camera 飛び出しも飛んでいる所もハンティングシーンも全部いっぺんに狙わない
ハンティングの時失敗してくれれば飛び出しと飛びつきどっちも撮れますが、水絡みシーンを狙う場合飛沫にピンが持っていかれることも多々あるので集中して臨んで下さい。 予測がつく場合は飛び込む場所に画角をあわせておけば撮れると思いますが、あまり予測が出来ない場合は飛び出して飛び込んだ瞬間の飛沫にピンを合わせます この意識が大事だと思います! そうすれば次の瞬間に出てくる所を撮影できるのでそのまま被写体を小さいAF範囲で追いかけて頂ければほぼピンを外す事は無いかと思います!





RAWで撮影しよう

 icon-camera 面倒でもRAWで撮影
容量も食うし色も出しにくいRAWで敬遠される方もいらっしゃいましたが、JPEGではカメラの性能の半分程度くらいしか出せてないと思うのです。トリミング耐性や白トビ、黒つぶれへの耐性も素晴らしいですし、何よりも被写体そのものの立体感が素晴らしいです。そのあとJPEG見ちゃうと被写体が平らに見えてくる様な事もあるくらい違いますのでぜひRAWで撮影してみて下さい。 最初はカメラについてくるRAWの現像ソフトからで構いませんが、AdobeのLightroomやSilkypix等おススメです。 相当細かく追い込めます。 



ちょっと使いこなしてきたら!

 icon-camera ISOオートを止める!ファンクションボタンや機能を使い始める!
背景が明るくなったり、暗くなったり、順光になったり逆光になったりと目まぐるしく条件が変わるなんて言う事が起こりうると思います。 そんな時はISOもオートをやめてマニュアルで撮影してみて下さい。「SSとF値にISOを合わせる」イメージで、ISOを露出計をみながら合わせます、これで撮影出来ればもう大丈夫! どこを飛ばれても大体安定して撮影可能です! しかし、急にSS下げたくなって下げてもISOは追従してくれないので注意が必要です。
また、ファンクションボタンに割り当てられる設定の中に、自分好みの物があるかもしれません、 ぜひ割り当ててみて下さい。  僕はNikon D5をメインで使ってますがPvボタンに連射を14枚にする機能を割り当てて、ここぞという時に14コマの連射を使っています、そしてFn1にフォーカスエリアを153点にする様に割り当てました、クマタカの撮影が多くなり、背景アリの時は今まで通りエリアは狭く・空抜けになったら153点にするようにしてます。 Fn3は指が届きにくいので風景や星を撮るとき様に、ファインダー内水平器の表示にして使ってます。



悪天候時でも低感度で綺麗に撮ろう!

 icon-camera 止まりものをより美しく!悪天候時でも綺麗に撮影しよう!
止まりものでも、焦点距離が長くなればなるほどシャッタースピードをかせがなくてはブレてしまいます。 そうするとISOを上げるしかない・結果荒れる。 となりますが、一眼の場合、ミラーショックを回避できれば焦点距離を長くしてもブレない写真が撮れます。 Nikonで言えばディレーモード、canonだとどうなんだ? ライブビューにしてタイマー撮影すればミラーショックを回避できると思います! あとはシャッターの振動が収まるくらいのタイムラグを設定してシャッターを切るだけ! これで暗くても低感度で撮影が可能です。 僕もこれは頻繁に使うのでカスタムボタンに割り当てていて、Pv押しながらメインコマンドダイヤルを回すとディレーモードになるようにしてます。 これを使えば何ミリだろうがSS1/10とかSS1/20で切る事も可能です。 ISO100で800mmでも12000mmでもドンとコイです!  
弱点はいきなりの飛び出しには対応不可です。 そこそこブレてないカットを撮ったら、徐々にシャッタースピードを下げていき、限界を超えて「何をどうしてもブレる」ようになったらいよいよディレーモードの出番です。 そこそこ良い表情の止まりものが撮れたら、また動きもの用に設定を戻しましょう!

最後に

 icon-camera 相手あっての撮影です
最後になりますが、まずは相手を知る事、好きになる事が一番のコツかと思います。 「お邪魔している」「遊んでもらっている」気持ち、「相手の家にお邪魔している」気持ちが、より良い写真への一番の道ではないかと思います。 向こうからくる場合は別ですがこちらから近寄ったってその倍逃げられます、鳥たちには自分たちの保守距離の様な感覚が必ずあって警戒心の強い野鳥程それは大きくなります。 大声出せばそこ来なくなってしまう事もあります。 思い通りの撮影が出来ないからと追い回したり、驚かせたりは絶対にタブーです! 思いやりの心をもって接してください。

さあ! これで自分の思うままに、変幻自在に、野鳥撮影を楽しんでください!


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野鳥撮影テクニック

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オオタケカメラ
TEL:0241-27-3363
FAX:0241-27-3259
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HP: https://photostudio-ootake.com


野鳥撮影ツアーにクマタカ撮影コース! ~クマタカに会いに行こう~

クマタカに会いに行こう!



クマタカ撮影ツアー

当店ではヤマセミの撮影ツアーを始め『野鳥撮影ツアー』をうけたまわっておりました。 そこに『クマタカ撮影ツアー』も開始致します。 今までその確率の低さや被写体までの距離などの問題でクマタカはオプションでしたが、約10年観察や撮影、ご案内を続け、この度リリースです。数か所あるクマタカ撮影ポイントで、その時一番の撮影スポットまでご案内致します。毎回が少人数でのツアー(一名様からでも可)になりますので初心者の方からハイアマチュアの方までお気兼ねなくご参加下さい。※真ん中の写真、動物園じゃございませんよっ!  ただ、またいつ撮影不可になるか分かりませんので時期限定かもしれませんのでご予約はお早めにお願いいたします!

当日までの流れ


 icon-camera 予約方法
 まず野鳥撮影ガイド希望のむねのご連絡を下さい。 撮影日や撮影時間等はクマタカの出現率やお客様のご都合を考慮したうえで撮影日を決定しております。 野生動物が相手ですので少々面倒ですが、何卒ご理解とご協力をいお願いいたします。あくまで目安ですが、朝8:00くらいまでに現場に入ります。



 icon-camera 撮影装備
 基本すべてお持ち込みのみでカメラ、レンズのレンタルはしておりませんが、テント型ブラインドを使用する場合はこちらで準備致しますので使い慣れたご自分のカメラ一式のみでご参加いただけます。一脚があれば大変便利です。



 icon-camera 撮影ガイド料
 クマタカ撮影ガイド 1名様18000円 最大3名様まで
   
 その他ご要望がありましたら臨機応変にご対応致します。

※記載されているガイドメニューの料金は目安になります。
 ご予算やガイド内容の詳細はお問合せ下さい。
※ガイド内容は天候やターゲットの状況等の理由により変更になる場合がございます。
※万が一、目当ての被写体と遭遇出来ない場合でもご返金ができません。
大自然が相手なので大変申し訳ございませんがご理解頂きたく思います。



 icon-camera 初心者の皆様へ
 クマタカは大変警戒心の強い野鳥ですのでくれぐれもお静かにお願いいたします。一脚、三脚等あればなお便利です。



 icon-camera ベテランさんの皆様へ
 車中・車外、どちらでも撮影が出来る様にお願いいたします。



 icon-camera 撮影ポイントにつきまして
 車中からも撮影が可能です。 一脚等があるとなお良いかと思います。 


クマタカ撮影ツアー



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 icon-camera クマタカギャラリー

クリック&タップで拡大できます


 
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ヤマセミ撮影の絶好のタイミング!ペアリング開始‼|オオタケカメラ

ヤマセミ撮影ガイド オオタケカメラ

ご覧いただいてます皆様、長らく更新できませんで大変申し訳ございませんでした。 その間も通常の写真館の業務に加えましてモデル撮影会ヤマセミ撮影ガイドも並行して随時行っており、大変ご好評頂いておりました。 そしてガイド業を拡大するために石垣島に視察に行ったりと、さらに皆様に楽しんで頂けますよう尽力しているところです! 今後とも皆様よろしくお願いいたします。




そして
そして…
新たなロケーションで撮影して頂きたく、本日ロケハンしてまいりました!
今日のヤマセミ撮影のロケハンの成果をお伝えしたいと思います!!





【ヤマセミ撮影の絶好のタイミング!】

今日は3か所のポイントをまとめて下見してきました。 そして三か所ともヤマセミの撮影・観察できました。すでにご案内可能な状態です。


1ヵ所目:もうすでにぺリングが始まっており、オスに続いてメスが飛ぶパターンです。 ここでは4羽のヤマセミが確認されてますが今日は時間の都合もあり1ペアだけ撮影してきました

ヤマセミ撮影ガイド オオタケカメラ
ヤマセミ♂

ヤマセミ撮影ガイド オオタケカメラ
ヤマセミ♀



2ヵ所目:ここはペアリングがまだなのか?はたまたペアが居ないのか??  それでも春先はペアで居たのでそろそろかとは思います。
ヤマセミ撮影ガイド オオタケカメラ
ヤマセミ♀



3ヵ所目:ここは残念ながら写真に収める事が出来ませんでした。申し訳ありません…(泣  しかしながらここのポイントはペアになってました。そして紅葉をバックに撮影が可能ですし(真っ赤とはいきませんが)、新たに今年使用したであろう『巣』も発見できました! そしてその巣周辺をうろうろと…。 ちょっとばかしですが期待しちゃいます。


3ヵ所すべてのポイントに於いてご案内可能です。


今現在すべてのポイントで撮影が可能です。 そして紅葉とヤマセミを撮影できるのはこのタイミングでしょう!  ぜひこのタイミングでお越しいただければと思います!


ヤマセミ撮影ガイドの詳細はこちらまで
ヤマセミ撮影ガイド

    お電話でも受付可能です。


オオタケカメラ
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ヤマセミが撮りたい|ヤマセミを撮影する方法

ヤマセミが撮りたい!!

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日頃より野鳥ファンの皆様にご好評頂いておりますヤマセミ撮影ガイドですが、やはり皆さんヤマセミの撮影は苦戦するとの事…。
撮影方法は様々あるとは思いますが自分なりに出したヤマセミ撮影方法をご紹介いたします!
ヤマセミ撮影 オオタケカメラ

ヤマセミ撮影準備1・ヤマセミを探す

当然ですが居ないところにはいません。
双眼鏡片手に川沿いを探しましょう! 主に早朝の時間帯が一番探しやすいです。ひたすら地図とにらめっこして、たまにはGPSも駆使しながら根気よく探します。
山間部の道路は川に沿って通っている事もありますので車で探せればラッキーですね!
コツとしては


1、人の往来が比較的少ない場所
2、釣りしたら釣れそう…って感じの川。
3、川の両岸が人が入り込むのが難しい状況
4、止まりやすそうな流木・岩がある
5、思ったより山間部には居ません、比較的人里にに近く水量と魚影の濃い川です。


そして、見つかったら『まず観察』です。
ヤマセミに嫌がられない距離から観察スタートです

ヤマセミ撮影準備2 観察

ヤマセミを発見して、『さぁ撮るぞ~!』っていきなり近づいたら逃げてしまいますし、最悪そこだけ飛行ルートから外されてしまいます。 そうしたら今までの苦労が水の泡…。
ポイントに通えるだけ通って、飛行ルートや時間等を記録します。
1、おおよそ何時にここに来る
2、何時に狩場へ行く
3、何時から何時までは木陰でじっとしている
など、行動パターンが読めてきたらいよいよ撮影ポイントの選定です
ここまで観察すれば『ここに止まる』『ここが狩場』等わかっていますよね??
そしたらいよいよ『ブラインド』の設営です。


ヤマセミ撮影準備2 ブラインドの設営

ヤマセミ ブラインド

朝、真っ暗なうちに設営を済せます。ヤマセミまでの距離感や撮影のしやすさ等、考慮しながら設営します。  『ヤマセミの家に不法侵入しても気づかれないように』設営するのがキモです(笑)
画像では場所の都合上、簡易的なものでOKの場所ですが基本はテント型をおススメ致します。
コツとしては
1、何もないところにブラインドを張らない。
2、木の下やブッシュの中に設営し、まわりの状況に溶け込ませるように設営
  ※ブラインドを張ったからとヤマセミが全く警戒しなくなるなんて事はありません。


そしてブラインドを張って即日の撮影は出来る場合、できない場合があります。 出来ても次に繋げられなくなる可能性も少なからずありますので、最初は控えめに設置するのがポイントでしょうか。
僕の場合、まずヤマセミにブラインドに慣れてもらうため設営してから1週間から10日は遠くから観察するまでにとどめます。 せっかくブラインドを設営しても派手に設置したりしたら警戒されてしまって飛行ルートから外されます。 ヤマセミにとってはわざわざ人間のそばを通る必要ありませんからね(^^;
ブラインドの前で毛づくろいや座ったりなど、『自然な姿でいる状態』までもってこれてから、いよいよ撮影です。


ヤマセミ撮影 オオタケカメラ
ヤマセミ

いよいよ撮影開始


これまで途方もない時間をつぎ込んで作り上げたヤマセミの撮影ポイントにいよいよ入ります! 忘れ物の無いように(笑)
朝暗いうちにブラインドに入り、ヤマセミをじっと待ちます。
そしたら大体定刻通りにヤマセミが来てくれると思います。
しかしここで慌ててレンズをビュッと振ると距離によりますが逃げます。
距離感が近い場合、レンズを動かしただけで逃げてしまいますのでゆっくりゆっくり動かします。
シャッターを切って露出を確認したいところですがそれも出来れば避けてください。
ファインダーから顔を離した瞬間、向こうから見るとファインダーに光が入り込んでレンズがキラッと光ります。そこでモニターなんてついたら顔に反射して余計光ります。拡大なんてしてみたら色が変わってなお目立ちます。よく確認してたら逃げられたという話を聞きますが、これが原因の場合がほとんどです。
そこそこ撮って、レンズの向きを変えてから確認しましょう。

ヤマセミ撮影のコツ

露出を必ずマイナスに振って撮影しましょう。 以外に白いので簡単に白トビします。 -1.3EV~-2.0EVで丁度いいはずです。
ISOオートで露出補正ができるカメラの場合、そのように設定しておけばいきなりホバリング始めてもSSを下げられますから便利です。


ヤマセミ撮影 オオタケカメラ
ヤマセミ ホバリング

しかしそんなに甘くない

ブラインド内に入ってもすぐ逃げらてしまうけど、遠くから見てると逃げない、そんな時も多いでしょう。  もしかすると地域性もあるかもしれませんが、困った事にヤマセミは時期によって居場所が変わります。餌となる魚の移動に合わせているのかな~と推測してますが、実際のところよく分かっていません。時期によって居場所が変わってしまうところがヤマセミガイドの辛いところです(笑) なのでヤマセミ撮影ガイドはまずご連絡頂いてから撮影日を決定しております。  万が一、ヤマセミを見失ってしまっているタイミングでご案内だけは絶対に避けたいのです。


ヤマセミ撮影 オオタケカメラ

双眼鏡は必須アイテム

やはり双眼鏡は必須アイテムです。  うかつには近づけませんし葉っぱの裏とかに隠れている場合もありますが、双眼鏡を持っていれば、嫌われる距離になる前に発見できる可能性が高まります。


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ヤマセミ撮影ガイドの詳細はこちらから


オオタケカメラ
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ヤマセミ撮影ガイド受付中! 

撮影主体のヤマセミ撮影ガイドです


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当店ではヤマセミ撮影のガイドをうけたまわっております。  ぜひ、この貴重な野鳥の撮影をしてみませんか?  初心者からハイアマチュアの方まで長年にわたり野鳥を撮り続けてきた当店ならではの撮影ノウハウを交えて、ヤマセミの撮影ポイントまでご案内いたします。あなたのカメラを是非ご持参ください。
大人数で行く観察ツアーではなく、撮影ツアーです。 よってヤマセミに接近して撮影するため、少人数制となっております




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当日までの流れ


 icon-camera 予約方法
 撮影メインなので少数でのご案内しかしておりません、1名様からご案内致します。  まずヤマセミ撮影ガイド希望のむねのご連絡を下さい。 撮影日で決まった日はございませんのでご予約のご連絡を頂いた後、ヤマセミの出現率やお客様のご都合を考慮したうえで撮影日を決定しております。 野生動物が相手ですので少々面倒ですが、何卒ご理解とご協力をいお願いいたします。 目安としましては、空が明るくなるまでには現場に入り、ヤマセミの動きが悪くなる10:00位に撤収となります。



 icon-camera 撮影装備
 基本すべてお持ち込みのみで、カメラ・レンズのレンタルはしておりません。ご了承下さい。 こちらで撮影用ブラインドはご用意いたします、ご自分の撮影機材に丁度いい折り畳みイスをご持参ください。



 icon-camera 撮影ガイド料
 ヤマセミ撮影ガイド 1名様18000円 最大3名様まで
   
 その他ご要望がありましたら臨機応変にご対応致します。

※ご予算やガイド内容の詳細はお問合せ下さい。
※ガイド内容は天候やターゲットの状況等の理由により変更になる場合がございます。
※万が一、目当ての被写体と遭遇出来ない場合でもご返金ができません。
大自然が相手なので大変申し訳ございませんがご理解頂きたく思います。
また、撮影ポイントだけのお問合せにはお答えできません。




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 icon-camera 初心者の皆様へ
 ヤマセミは大変警戒心の強い野鳥ですのでくれぐれもお静かに、動かないようお願いいたします。 
 特に目の前に居るときはブラインドの中ででも会話等お控え頂き、テントを揺らしたり動かないで下さい。
 また、レンズの動きも基本ゆっくりとお願いします。
 



 icon-camera ベテランさんの皆様へ
 いつもあるものと違う物があるとヤマセミの動きがちょっと変わってきてしまいますので、ブラインドは当店で準備した物をお使い頂けるようご協力お願いいたします。
また、レンズの動かし方でも逃げてしまう場合もございます、基本動作はゆっくりとお願いいたします。



 icon-camera 撮影ポイントにつきまして
 車から降りて直ぐの場所が多いですので足腰が不自由な方でも撮影可能です。場所によりますが10~30mくらい歩きます。ウェーダー等は必要ございません。 




ヤマセミ撮影 オオタケカメラ

    クリック&タップで大きく表示されます。


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