「ヤマセミは高価なカメラでないと撮れないのか?」
先日、ヤマセミを撮りに行くと話したら「そんな装備じゃ撮れないよ」と言われた、というお客様がいらっしゃいました。
ちょうど手元に Nikon Z50II とダブルズームキットの 50-250mm があったので、ヤマセミの撮影現場に持ち込んで確かめてみました。
撮影条件
| カメラ | Nikon Z50II(DXフォーマット) |
| レンズ | NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR(35mm判換算 375mm相当) |
| 状況 | 早朝・晴れ・川霧あり・手持ち |
| ISO感度 | 1600〜4000 |
| 画像処理 | トリミングと撮影データの写し込みのみ |
作例(14枚)


使ってみて良かった点
- 被写体認識が優秀で、価格以上の実力
- 400mm弱の焦点距離でも、しっかり追い続けるトラッキング性能
- AFの精度も十分で、キットレンズのコストパフォーマンスが高い
気になった点
- 連写は最大約11コマ/秒。AF-Cではもう少し下がると思われる
- 連写中にファインダーが途切れるため、動きを追いにくい
- ISO 1600〜4000 では、ノイズや解像感の低下がそれなりにある
結論:ヤマセミを撮ること自体は、十分にできる
フラッグシップ機と比べれば厳しい部分はあります。それでも、ダブルズームキット(購入時 198,000円)で、ヤマセミを撮影すること自体には何の問題もありませんでした。
画質をもっと求めたくなったら、少しずつ買い足したり買い替えたりすれば十分です。
機材より大切なのは「距離」
ヤマセミは警戒心が強く、人の気配があると100〜500m先から近づいてきません。どんなに高価な機材でも、遠すぎれば撮れません。
オオタケカメラの撮影ガイドでは、夜明け前からブラインドに入り、約30mの距離での撮影を目指します。今回のようなキットレンズでも、この距離なら十分に狙えます。
- ヤマセミは大型の特設ポップアップハイドから撮影します。雨もしのげますが、多少の雨漏りはあるため雨具をご用意ください。基本的に雨天でも決行します
- 受付状況は予約カレンダーで確認できます










